トロント・ブルージェイズの岡本和真が、6月3日(現地時間2日)のアトランタ・ブレーブス戦で物議を醸す場面を残した。1点差の9回、微妙なコースの投球をストライクと判定されて見逃し三振に倒れたにもかかわらず、まだ1回残っているのABSチャレンジ権を行使せずにそのままベンチへ引き上げたのだ。
1点差の9回、岡本和真が封じられた"際どい1球"
地元メディア『Blue Jays Nation』によると、ブルージェイズはブルージェイズはこの試合、得点圏に6人を残塁させ打線が沈黙した。岡本は9回1死一・二塁の絶好機に打席を迎えたが、ボール球をストライクと判定された見逃し三振で凡退した。
2026年シーズンからMLBが導入したABSチャレンジ制度は、打者・投手・捕手がボール・ストライクの判定に異議を申し立てられる仕組みで、チームには試合開始時に2回分の権利が与えられる。成功すれば権利は維持されるが、2回失敗するとその試合での権利をすべて失う。同メディアによると、この場面でブルージェイズには残り1回のチャレンジ権があったが、岡本はそれを行使しなかった。
ブルージェイズのチャレンジ成功率は33%
米メディア『ESPN』がまとめたABSチャレンジ2026年シーズントラッカーによると、打者ランキング1位グループにはテオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)らチャレンジ成功率100%(2回中2回成功)の選手が並ぶ一方で、成功率0%の選手も存在し、活用度と成功率は選手によって大きく異なる。チーム別ではブルージェイズの打者チャレンジ成功率は33.3%(全30球団中17位)にとどまっており、制度を味方にしきれていない状況が浮き彫りになっている。

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