ライバルチームのおかげ?ドロドロピッチに驚いたW杯日本代表、急遽の練習場変更が可能だったワケ

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ワールドカップ2026に臨む日本代表チームは、キャンプ地として選択したヌエボ・レオン州での練習計画を緊急変更したと伝えられている。



練習場として割り当てられていたティグレスのトレーニングセンターのピッチが、プロの練習に耐えうる状態ではないことが分かったためである。

地元メディアやESPNの報道によれば、ティグレスのトレーニング施設の芝は近日の雨の影響で目に見えて荒れており、使用に耐えない状況だったという。



これを受け、日本は水曜日にヌエボ・レオン自治大学医学部のグラウンドへと移動して練習を行ったが、こちらも同様に激しく傷んでいたよう。コーチ陣が最も危惧したのは、本大会開幕を数日後に控えた時期に選手たちが負傷するリスクだったとのこと。



『elimparcial』によれば、日本代表幹部の怒りは相当なもので、キャンプ地そのものを放棄することも検討されたという。最終的にはCFモンテレイとの土壇場での合意により、練習拠点を「エル・バリアル」へと移すことで決着を見たという。



モンテレイの管理部門責任者であり、2026年W杯モンテレイ開催委員会の責任者も務めるペドロ・エスキベル氏がこの要請に対応。同氏は、大会期間中の過密なスケジュールの中で、こうした不測の事態に対処する難しさを語ったという。



「代わりのピッチを確保するのは簡単なことではありません。日本側と話し合いを行い、最大限のサポートができるよう努めています。私はクラブの人間であると同時に、ホストシティ・モンテレイの実行委員としての責任もあります。なんとか力になりたいと考えています」



ただ、「エル・バリアル」の使用には調整が必要だったとともに、だからこそ日本代表が使えるだけの状態が保たれていたのだ。というのも、この施設はチュニジア代表が6カ月前から事前キャンプ地として押さえていたためだ。



「あいにく、エル・バリアルは6カ月前からチュニジア代表が予約しており、彼らは月曜日に到着します。ピッチはすでに、以前から契約を交わしていた彼らを迎えるために準備されているのです」



幸いにも、チュニジア代表の到着は週明けになる予定だった。そのため、日本代表が今週末まで同施設を使用し、チュニジアが到着する前に明け渡すというスケジュールを組むことで、衝突を回避した形だそう。



CFモンテレイとの合意により、日本代表はひとまずモンテレイでの滞在を継続することができるよう。今週末までは「エル・バリアル」でトレーニングを行う予定だという。



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日本代表は週明けにはアメリカのナッシュビルへと移動し、最終調整の段階に入る予定だとのこと。そして6月14日にはダラスで行われるワールドカップ初戦、オランダ代表との大一番に臨むことになる。



筆者:石井彰(編集部)

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