29日午後6時、香港初カナダ行きのエアカナダAC018便に、顔中がシワだらけの「白人男性」が搭乗した。離陸後、「白人男性」は荷物をもったままトイレに閉じこもっていたが、しばらくすると機内食を食べに座席に戻って来た。しかし、機内食を食べ終えた白人男性は再び席を離れ、そのまま戻ってこなかったという。
いつまでたっても席に戻らない白人男性を心配した乗客が、客室乗務員に相談、客室乗務員が白人男性を探していたところ、空席だったはずの座席で居眠りをしている青年が発見された。航空機がカナダに到着すると、入国管理局の職員が飛行機に乗り込み、青年は連行されていった。香港の空港で出国手続きを行っていた時点で、シワだらけの顔の白人男性の手足が非常に若かったため、職員に見抜かれていたという。
カナダ入国管理局によれば、男性は1955年生まれの米国人男性名義の搭乗券を利用して航空機に搭乗した。男性はすでに拘束されているが、カナダ移民局に難民申請を行っているという。(編集担当:畠山栄)
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