プレミアリーグ第34節が25日に行われ、スパーズは敵地でウルヴァーハンプトン(ウルヴス)と対戦した。すでに降格が決まり失うものがないウルヴスを相手に、ポルトガル代表MFジョアン・パリーニャが挙げた1点を守り抜いて1-0で勝利。苦手意識のある相手に4年ぶりの勝利を挙げた。
リーグ戦15試合未勝利でまさかの降格圏に転落したスパーズにとっては、昨年12月28日のクリスタル・パレス戦以来、16試合ぶりのリーグ戦白星だ。残留を争うウェストハムも勝利したことで残留圏との勝ち点差は「2」のままではあるが、残り4試合へ弾みをつける結果となった。
就任後3試合目で初勝利を挙げたデ・ゼルビ監督は、「この結果が、我々の頭にあるネガティブな考えを変えるきっかけになればと願っている」とコメント。「他の試合の結果を見れば、我々にとって1勝を挙げるだけでもすでに非常に厳しい状況だ。もし他のチームのことを気にしすぎてしまうと、私には耐えられないほどきつくなってしまうだろう」と言葉を続け、他会場の結果を意識せずに自分たちを信じ続けることが重要だとチームを鼓舞した。
「選手たちはピッチ上で何ができるか分かっている。特に今シーズンはそうだ。2026年には1勝もできなかったが、チャンピオンズリーグ(のグループフェーズ)では4位に入った。彼らは前向きで、自信に満ちていなければならない。
「残留できると信じている。私がここにいるのは、前向きな姿勢を持っているからだ。最も重要なのは、選手たちの実力と人間性だ。私は毎日彼らと仕事をしているが、全員がプロフェッショナルで、良い人間だ。彼らは今の状況に苦しんでいる。私たちは精神的に強くなければならない」
完封勝利に貢献したのはチェコ代表GKアントニーン・キンスキーだった。前任のイゴール・トゥドール時代、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦でデビューから一気に3失点を喫して17分で交代させられる悪夢を体験した23歳だが、ウルヴス戦では自信を取り戻したパフォーマンスでウルヴスの攻撃をシャットアウト。デ・ゼルビ監督も「彼は素晴らしいプレーを見せ、この結果に大きく貢献した。すべてを手にしてもおかしくない。彼は良い人間であり、優れたGKだ。アトレティコ・マドリード戦の後、彼には今日のような一日がふさわしい」と、守護神を称えた。
一方、ウルヴス戦ではポジティブな話題ばかりでもなかった。
【ハイライト動画】ウルヴスvsスパーズ

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