大会2連覇を目指すPSGが、本拠地『パルク・デ・プランス』にバイエルンを迎えたゲームは、両チームの攻撃的な姿勢がぶつかり合うハイレベルな乱戦が繰り広げられる。撃ち合いの幕が上がったのは17分。イングランド代表FWハリー・ケインがPKを沈め、バイエルンが先手を取る。
だが、PSGも直後の24分には、フランス代表FWデジレ・ドゥエのスルーパスに抜け出したジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、カットインから強烈な右足シュートを突き刺し、すぐさま試合を振り出しに戻す。続く33分には、セットプレーからポルトガル代表MFジョアン・ネヴェスがヘディングシュートを沈め、逆転に成功。41分にはフランス代表FWミカエル・オリーズのゴールで再び同点となったが、前半アディショナルタイムにはデンベレがPKで勝ち越しゴールを記録し、1点をリードして後半へ折り返す。
後半に入った56分には、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミが右サイドを抜け出し、折り返しをクヴァラツヘリアが仕上げると、59分にはデンベレがカットインからニアサイドを撃ち抜き、リードを3点に広げる。だが、65分に同代表DFダヨ・ウパメカノ、68分にコロンビア代表FWルイス・ディアスのゴールを許し、最終的には5-4でタイムアップ。PSGがファーストレグを制し、1点のリードを持って敵地でのセカンドレグへ臨むこととなった。
試合を振り返ったデンベレは、「互いに攻撃を厭わない2チームが、迷いなく戦ったからこそ、CLの準決勝らしい戦いになった」と、計9ゴールが生まれる乱戦となった背景に触れると、「バイエルンが世界でもトップレベルのチームであることはわかっているが、それは僕らも同じだ。一時は5-2とリードしていたけれども、彼らの力を考えると、この結果でも満足できるだろう」と、試合結果を受けて自らの見解を口にした。
3点をリードしながら、1点差まで追い上げられた後半半ばから終盤にかけての戦い方については、「チーム全体で、少しペースが落ちてしまった」とデンベレ。
同試合と同様に、セカンドレグも撃ち合いとなるか否かを問われたデンベレは、「そうなるんじゃないかな」と返答。「僕らはどちらも攻撃を志向するチームだ。僕らの哲学を変えるつもりはない。僕らは攻撃したいし、彼らも同じだ。だからこそ、素晴らしい試合が生まれるだろう」と、PSGは1点をリードしようとも、攻撃的な姿勢を貫くと主張した。

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