欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のすべてでプレミアリーグのクラブが決勝に進出した。

 欧州最強クラブを決めるCLではアーセナルが20シーズンぶりに決勝進出。
リーグフェーズを8戦全勝という圧巻の成績で終えると、ノックアウトフェーズではレヴァークーゼン、スポルティング、アトレティコ・マドリードを撃破し、悲願の初優勝に王手をかけた。大会を通じてわずか6失点と自慢の堅守が光り、無敗のまま決戦の地『プスカシュ・アレーナ』への切符を手に。日本時間5月31日の決勝では連覇を目指すパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する。

 ELではアストン・ヴィラがフライブルクとの決勝へ。リーグフェーズを7勝1敗の2位で終えると、その後はリールとボローニャを撃破し、準決勝ではノッティンガム・フォレストとの“プレミア対決”を制した。ウナイ・エメリ監督にとっては実に6度目の決勝進出。セビージャ時代には大会3連覇を成し遂げ、アーセナルを率いた2018-19シーズンは準優勝に終わったものの、2020-21シーズンにはビジャレアルを頂点に導いている。

 5度目の開催となったECLではクリスタル・パレスが決勝へ駒を進めた。リーグフェーズを3勝1分2敗の11位で終えてノックアウトフェーズへのストレートインは逃したが、プレーオフでズリニスキ・モスタルを下すと、続けてAEKラルナカ、フィオレンティーナ、シャフタールを撃破。決勝ではラージョ・バジェカーノと対戦する。フランクフルト時代にELを制覇した日本代表MF鎌田大地にとっては、自身2度目の欧州制覇がかかる一戦だ。

 イギリスメディア『BBC』によると、プレミアリーグのクラブが同一シーズンに主要3大会の決勝に進出したのは史上初とのこと。
昨シーズンはチェルシーがECL決勝、トッテナム・ホットスパーとマンチェスター・ユナイテッドがEL決勝に進出したが、CLではファイナリストの座を手にすることができなかった。

 一方で、同一シーズンで3クラブ以上が主要大会の決勝に駒を進めたケースは過去にもあり、2020-21シーズンにはチェルシーとマンチェスター・シティがCL決勝、マンチェスター・ユナイテッドがEL決勝に進出。2018-19シーズンにはリヴァプールとトッテナム・ホットスパーがCL、チェルシーとアーセナルがELのファイナリストとなっていた。
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