クラブからの発表によると、マルティネス氏は2026年7月1日付でレヴァークーゼンの新監督に就任する。契約期間は2028年6月30日までの2年間となった。
現在42歳のマルティネス氏は、スペイン・カタルーニャ州バルセロナ出身の人物で、これまでにエスパニョールのカンテラ(育成組織)やバルセロナの“ラ・マシア”等で指導経験を積んできた。2022年12月からはトゥールーズのアシスタントコーチに就任し、翌年夏には監督へ内部昇格。2025-26シーズンは、トゥールーズを12年ぶりにリーグ・アンでの一桁順位(9位)へ導いていた。
新監督の招へいに際し、レヴァークーゼンの株主委員会会長を務めるヴェルナー・ヴェニング氏、CEO(最高経営責任者)を務めるフェルナンド・カロ氏、SD(スポーツディレクター)を務めるシモン・ロルフェス氏は、クラブを通してそれぞれ次のようにコメントを発表している。
「まず、カスパー・ヒュルマンド氏に対し、昨シーズンの尽力と献身に対して感謝の意を表したい。DFBポカールの準決勝進出やチャンピオンズリーグのラウンド16進出は、スポーツ面での目標を完全に達成することはできなかったものの、重要な成果であった。今後の彼の活躍を心から願っている。同時に、野心的で現代的なサッカー指導者であるカルレス・マルティネス氏をレヴァークーゼンに迎えられたことを、嬉しく思っている」(ヴェニング会長)
「レヴァークーゼンはこの数年、国内だけでなく国際的にも著しい発展を遂げてきた。我々の目標は、常に最高レベルで、持続的に競争力を維持し、欧州のトップクラブとしての地位をさらに確固たるものにすることだ。カルレス・マルティネス氏は、その優れた指導者としての経歴から、この目標に非常に適任であると確信している。
「『レヴァークーゼンの次の発展段階に最も適した監督は誰か』という問いについて、我々は深く検討を重ねてきた。カルレス・マルティネス氏はトゥールーズで数多くの若手選手を育成し、国際色豊かなチームを強固な組織へと鍛え上げた。こうした貴重な経験に加え、バルセロナのアカデミーでの経験から得た高い専門性をレヴァークーゼンにもたらしてくれる。カルレスは明確な理念と現代的なサッカー哲学を持つ監督だ。彼が我々のスポーツ面の未来に向けて、正しい方向性を示してくれると確信している」(ロルフェスSD)
ヒュルマンド監督が率いた2025-26シーズン、レヴァークーゼンはブンデスリーガを6位で終えており、来季はヨーロッパリーグ(EL)に出場することとなった。先のヴェニング会長の言葉にもあったとおり、DFBポカールはベスト4敗退、CLはベスト16敗退。巻き返しを狙う来季に向けて、フィリペ・ルイス氏らの招へいも取り沙汰されたが、最終的にはバルセロナ出身の若き指揮官を迎え入れることとなった。

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