◆米大リーグ レッズ5―2ドジャース(30日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が30日(日本時間31日)、敵地・レッズ戦後に、この日今季初勝利で日米通算204勝目となる白星を挙げたパドレス・ダルビッシュ有投手(38)を祝福した。日米通算では黒田博樹(広島、ヤンキースなど)の203勝を上回って単独最多となった。
同じ日本ハムの背番号「11」からメジャーの舞台に羽ばたいたダルビッシュと大谷。23年3月のWBCでは同僚として戦い、3大会ぶりの優勝に貢献した。かねて交流はあり、今では同地区のライバルチームに所属するが、試合前などに時間を見つけてはグラウンドで談笑する姿もたびたび見られる。
大谷はダルビッシュの節目の勝利を「会えば話しますし、ピッチングを含めて『今どういう感じだよね』と意見を交換させてもらったりするので、それは自分にとっても大きいですし、節目の勝利というのは、ご本人もうれしいんじゃないかなと思うので、またご家族にとってもうれしい1日じゃないかなと思う」と祝福していた。