◆JERA セ・リーグ 中日―巨人(31日・バンテリンドーム

 巨人の井上温大投手が86球を投じ、4回1/3を8安打3失点で降板した。

 井上は初回こそ3者凡退で抑えたが、1点リードの3回には2死二塁から田中に同点打を浴びた。

4回にはバッテリーを組んだ甲斐の4号3ランで勝ち越しに成功したが、裏の守りではこの日から昇格した中日の新外国人・チェイビスに1号2ランを浴びて1点差に詰め寄られた。

 5回には先頭の田中に中前打を打たれると、ボスラーの一ゴロで走者が入れ替わり、続く細川にも中前打を打たれて1死一、二塁となったところで阿部監督が交代を告げて船迫に継投した。船迫はチェイビスに右前打を打たれて1死満塁のピンチを作ったが、上林を空振り三振、山本を左飛に抑えて無失点で切り抜けた。

 井上は5月21日の阪神戦(甲子園)で今季3勝目を挙げてから8戦連続で白星はなし。約2か月ぶりの勝利とはならず「毎回同じような失敗をしてしまい申し訳ないです」とコメントした。

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