◆米大リーグ パドレス―カージナルス(1日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ナ・リーグ西地区で首位のドジャースを追う2位のパドレスが1日(日本時間2日)、本拠地でカージナルス戦に臨む。試合前にはM・マチャド内野手(33)が取材に応じ、トレード期限直前に球団が敢行した大補強について言及。

地元ラジオ局「97.3 The Fan」がその模様を公開した。

 「チームに大きな影響を与える選手たちを手に入れたし、必要だった選手たちで、完璧にフィットすると思う。かなりクールだったよ。俺たちは勝つための準備ができている」

 パドレスはトレード期限最終日の7月31日(同8月1日)に大きく動いた。アスレチックスから守護神のミラーと左腕シアーズに加え、オリオールズからDH兼一塁手のオハーンと外野手のロレアノを獲得。ロイヤルズからは捕手のフェルミンを補強。交換要員として下部組織の有望選手の大半を放出するという大きな代償を払ったが、弱点とされていた上位と下位打線の実力差を埋め、救援陣はさらに充実させた。プレラーGMは「10月(ポストシーズン)までプレーできるチームになった。これから数か月が楽しみだ」と胸を張っていた。

 「どのトレードもクレイジーだよ。(トレード最終日は)いつもクレイジーな日だね」とマチャド。チームには守護神・スアレスがいながら、ミラーらを加えたことについては「驚いてないよ。

俺たちはすでに最高クラスのブルペンを持っていたけど、それをさらに上回ってると思う」と自信を見せた。「俺たちが早い段階でリードを取って、彼らを酷使しすぎないようにしてあげたいね。でも、彼らの投球を見るのが楽しみだよ」と語った。

 チームは来季以降のことより、「打倒ドジャース」の今季に全てをかけた形だ。当然、選手らも理解しており「願わくば、(ポストシーズンで)ドジャースと当たって、彼らに勝って突破して、最終的にはこの街にチャンピオンシップをもたらす。それが俺たちの目標だ」とマチャドは語気を強めた。

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