◆米大リーグ ロッキーズ17×―16パイレーツ(1日・米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 メジャー最下位を低迷しているロッキーズが1日(日本時間2日)、本拠のパイレーツ戦で最大9点差あった試合をひっくり返す逆転サヨナラ劇を演じた。初回9失点からの逆転劇は2006年8月23日、インディアンス(現ガーディアンズ)がロイヤルズ戦でやって以来19年ぶりだ。

スコアは

パイレーツ

900 331 000 ―16

103 240 025×―17

ロッキーズ

 初回の9失点にめげず追いかけたロッキーズ。4点差で迎えた9回は1死からグッドマンの20号ソロでまず1点。四球、三塁打、単打で1点差に迫った1死一塁でドイルが左翼席に2ランを放って劇的な逆転サヨナラ勝ちを飾った。また、ロッキーズのE・トバー内野手は24歳の誕生日に1試合4二塁打の大リーグタイ記録を作った。

 ロッキーズはこの勝利を含めて今季29勝80敗。昨年ホワイトソックスがマークした1901年以降のシーズン最多敗戦記録(121敗)更新の可能性が見えてきた。

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