【ソフトバンク】日本ハム出身選手が連日の大活躍　有原は９勝目、近藤は１試合５四球のパ・リーグ記録に並ぶ
近藤健介 画像（1枚）

◆パ・リーグ　ソフトバンク５―２楽天（２日・みずほペイペイ）

　ソフトバンクの日本ハム出身選手が、古巣とのマッチレースで連日の活躍だ。有原は６回２失点で自身７連勝の９勝目。

１日に７勝目を挙げた上沢から白星バトンを受け継いだ。打線の核となったのは近藤。全５打席が四球出塁で１試合５四球のパ・リーグ記録に並び、決勝２ランを放った１日から９打席連続出塁となった。

　バットも振らないところにすごみがある。近藤は６回の故意四球を含む４打席目まで一度もスイングしなかった。振ったのは、８回２死の５打席目の２球目と４球目のファウルだけ。「状態も上がってきていますし、ボール球に反応しない結果かなと思います」。出塁率４割２分の３番打者は涼しげに語った。

　９連勝が止まった直後の３連勝で貯金は今季最多の２２。２位・日本ハムと１ゲーム差をキープした。「全く緩むことなく自分たちの野球をしっかりやりたい」と小久保監督。投打に死角が見当たらない。

（島尾　浩一郎）

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