◆イースタン・リーグ 巨人3―0ロッテ(2日・Gタウン)
巨人の育成2年目・園田純規投手が、イースタン・ロッテ戦に先発。0・5差で追うロッテとの首位攻防戦で、公式戦自己最長となる7回で105球を投げて6安打無失点、4奪三振と好投した。
相手打線には荻野、中村奨、石川慎、角中など1軍経験者が並ぶ中、ピンチを背負いながら7回を零封した。公式戦デビューからの無敗記録を6試合に更新。自身初めてハイクオリティースタート(HQS=7回以上自責2以下)をマークし、4勝目を挙げた。
チームは3投手の継投で零封勝ちし、ロッテを抜いてイースタン首位に浮上。お立ち台に上がった右腕は、「首位攻防戦ということでちょっと気合を入れてマウンドに立った。しっかりチームが勝つことができたので良かった」と振り返った。
試合後、桑田2軍監督は「十分にナイスピッチングなんだけれども、目指しているところが高いからね。『ここはこうしたいよね』、『こういうことができたらよかったね』、『ここは反省だね』ということは毎試合やっている。現状に満足することなく、高みを目指していこうねという話は毎回している」と説明。さらに「彼はゲームをつくる能力にたけている。だからこそ1イニングでも多く投げて、投手陣全体を安定して回していける投手になってもらいたい」と期待を寄せた。