◆イースタン・リーグ 巨人3―0ロッテ(2日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の三塚琉生外野手(21)が2日、3戦ぶりの打点を挙げて首位奪取に貢献した。イースタン・ロッテ戦(Gタウン)に「8番・一塁」で出場。

2回2死一塁で一塁線を破る先制の適時二塁打とし、「浮いてきた変化球にうまく対応できた。(ロッテと)0・5差というのは頭に入っていたので、今日、明日で連勝して差をつけたいと思っていた」。チームは零封し、イースタン首位に浮上した。

 今季1軍デビューも果たしたが、9打数無安打で6月下旬に2軍降格。3割5分を超えていた打率が3割を下回った時期もあったが、打撃練習から逆方向に打ち返す意識を持つことで徐々に復調。4回にも中前安打を放ち、3割2分5厘に上昇させた。「もっと長打が出るようにしていきたいし、左投手への対応もしていきたい」。再び1軍の舞台に立つために、自慢の打撃でアピールを続ける。(小島 和之)

編集部おすすめ