巨人・田中将大投手が3日、3か月ぶりに1軍に合流した。DeNA戦が行われる東京ドームの試合前練習に姿を見せた。
日米通算200勝まで残り2と迫っているベテランは、5日のヤクルト戦(東京ドーム)から始まる連戦中に先発する見込み。現在、井上温大、西舘勇陽の若手2投手が登録抹消中で、ローテ陣を救う役割に期待がかかる。
移籍1年目の今季は開幕ローテ入りし、移籍後初先発した4月3日の中日戦(バンテリンドーム)で5回1失点の粘投を見せて日米通算198勝目をマーク。だが、その後の2登板で打ち込まれて5月2日から2軍降格。約3か月間、ファームでローテを回りながら調整を続けていた。
また、中継ぎの馬場皐輔投手も1軍に合流。阪神から現役ドラフトで加入2年目の今季は1軍で6登板、防御率3・38。6月8日に登録抹消後は2軍で調整を続けていた。イースタン・リーグ24登板で防御率1・82、6月15日からは9登板9イニング無失点と安定。登板数が増えているリリーフ陣の強化に期待がかかる。