第107回全国高校野球選手権大会(5日から18日間)の出場校による甲子園練習で3日、健大高崎の最速158キロ右腕・石垣元気投手(3年)は「最後日本一で終わりたい」と言葉に力をこめた。

 春夏通じて4度目の聖地の土を踏んだ石垣。

この日はキャッチボールを中心に軽めの調整を行うと、マウンドにも上がり真っすぐを10球程度投げて感触を確かめた。「いるだけで楽しい球場。ワクワクする」とセンバツ以来の聖地をかみしめた。

 甲子園で史上初の160キロ計測を期待される剛腕は「試合を重ねていくうちに慣れていくと思うので、重ねるたびにいけるかなという気持ちがある」と意気込んだ。

 今夏の群馬大会では2試合、計5イニングの救援登板のみ。甲子園での登板については「監督さんには投げさせてくださいとは言っている。いつでもいける準備はしていきたい」と先発登板を熱望しつつ、チームの勝利に徹すると話した。

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