第107回全国高校野球選手権大会(5日開幕・甲子園)の本抽選会が3日、全49校の関係者が集まり大阪市内で行われ、3回戦までの組み合わせが決定。その後、立候補者による選手宣誓の抽選が行われた。
全49校の主将のうち、18名が選手宣誓に立候補。そんな中くじを引き当てたのは、智弁和歌山(和歌山)の山田希翔主将(まれと、3年)。「高校野球ファンの思い出に残るような選手宣誓にしたい」と背筋を伸ばした。智弁和歌山の選手宣誓は昨年に続き2年連続。今春のセンバツでは市和歌山が宣誓を務め、和歌山勢としては昨夏から3季連続の選手宣誓となった。
同一都道府県の3季連続宣誓は1932年夏、33年春夏の愛知(中京商、一宮中、中京商)以来、2県目。また、同一校の2年連続は、32年、33年夏の中京商(桜井寅二、吉田正男)以来、2校目。いずれも戦後初となる。