第107回全国高校野球選手権大会(5日開幕・甲子園)の本抽選会が3日、全49校の関係者が集まり大阪市内で行われ、3回戦までの組み合わせが決まった。

 全校生徒24人中、23人が野球部所属の注目校、初出場の未来富山は、6日目の第3試合で高川学園(山口)と対戦。

角鴻太郎監督は「初勝利を目指して、県大会でやってきたことを甲子園でもできるように」と意気込んだ。

 富山大会で優勝してからは「初めてなので、行くまでバタバタした」と準備に苦労したことを明かしたが、「ちょっとずつ地に足着けて練習できるようになってきた。甲子園は勝つために来てる。自覚をもって練習しようと伝えた」と初勝利に向けてナインに奮起を促した。

 抽選会は「好きなところを任せてるだけ」と松井清吾主将(3年)に一任。大会6日目の2回戦からの出場について「準備する時間ができた」と前向きな表情をみせた。

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