◆JERA セ・リーグ 巨人4×―3DeNA(3日・東京ドーム)

 巨人の岸田行倫捕手が攻守で躍動した。

 2戦連続の「5番・捕手」で先発出場。

1点を先制された直後の2回1死で同点の4号ソロを放つと、再び1点を追う6回2死二、三塁では逆転の2点適時二塁打。「いい意味で開き直れた。抑えられるか打つかどっちかだと思うんで、割り切っていきました」と、2安打3打点、1本塁打の活躍に納得の表情。後半戦は6試合に出場して、計21打数9安打で打率4割2分9厘、2本塁打8打点と好調を維持している。「満足せず、しっかりやっていきたい」と次戦に向けて気を引き締めた。

 守備では8、9回に2度の二盗を阻止。「守備とバッティングを切り替えてやっているつもりだし、いろいろと役割があると思うので、その時に応じて自分の仕事をできるように心がけています」と強肩を披露し、DeNAに流れを渡さなかった。

 打線の主軸に扇の要。背番号27の存在感は日に日に増している。

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