◆JERA セ・リーグ 巨人4×―3DeNA(3日・東京ドーム)

 巨人・赤星優志投手が7回無四球2失点と力投。救援陣が追いつかれて約1か月ぶりの7勝目はお預けとなったが、6安打3奪三振と粘ってゲームメイクした。

直近3試合連続で4回までに降板していただけに「何とか守備にも助けられて(捕手)岸田さんも守ってくれた。疲れも全員あると思いますし、ピッチャーが苦しい状況の中で何とか7回まで投げられたのはよかったかなと思います」と汗を拭った。

 この日は体の開きを極力抑え、ステップする左足の踏み込みも強くするようフォームを修正。「前回、その前も、踏み込む足がちょっと開き気味というか、いつもと違う感じがしていたので、そこを修正しました。コーチ、データ(班)の方に言われた別のところも直して。その結果かなと思います」と振り返った。

 休養日を挟み、5日からは勝負の9連戦が待ち受ける。先発陣は井上温大、西舘勇陽、グリフィンが3日連続で登録抹消となる緊急事態だ。「やっぱり長いシーズン、助け合いだと思うので。なんとか踏ん張っていけるように頑張りたいなと思います」と力強く語った。杉内俊哉投手チーフコーチも「粘ってましたね。勝ちがついてほしかったです。

次もまた頑張ってもらいましょう」と評価していた。

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