◆JERAセ・リーグ ヤクルト8―1阪神(3日・神宮)

 阪神の鉄壁投手陣が今季ワーストの8失点を喫し、連勝は2で止まった。7点差以上つけられるのも今季初めてという“レア大敗”。

4回6安打2失点のビーズリーら4投手が6回以外は先頭打者に安打を浴び、リズムをつくれなかった。藤川監督は試合後に時間を置くことなく、異例のスピード取材対応に応じた。

 「ゲームとしてはすごく悔しいですよね。こういうゲームをしたくないし。点数差は途中までまだチャンスがある点数だったけど、守りからのリズムというのが全くつくれなかった。ファンの方もずっと応援してくれてて、明日から(中日戦に備えて)名古屋に行くんで、その悔しい気持ちもいったん神宮に置いてね、切り替えて名古屋に行こうかと思いますね。展開的には攻撃に転じるのがすごく難しいようなゲーム展開にはなりました。でも、ほんとに、みんな必死に戦ってる中なので」

 5月21日の巨人戦(甲子園)以来の1軍登板となったビーズリーについて問われると、「今は言うべきではないかなと。それよりも自分たちは名古屋に行って、またチーム一つになって戦う。70人で戦ってるところですから。スタッフ含めてね。みんなで一試合一試合を戦っていて、前向きな気持ちでとにかく名古屋に入りたいんで、各個人個人というはもういいんじゃないですか、今日は。

お疲れ様です」と切り替えを強調し、次戦を見据えた。

 

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