◆イースタン・リーグ 巨人5―2ロッテ(3日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の堀田賢慎投手が3日、イースタン・ロッテ戦(Gタウン)に先発し、5回5安打2失点だった。

 粘りの投球だった。

初回を無失点に抑えたが、2回に2本の適時打を浴びて、2失点。それでも3回以降は、チェンジアップやカットボールを駆使して、スコアボードに0を並べた。「2回は得点圏に置いてから連打で取られてしまったので、そこは1点に抑えたかった。3回からはテンポが一定にならないように、間合いを変えたりできたけど、2回の段階でそうやって投げられていたら良かったと思うので、もっと考えながらやっていきたい」と振り返った。

 今季、1軍では3先発を含む5試合に登板して0勝1敗、防御率5・24。2軍では先発やロング、中継ぎなどで様々な状況で起用されながら1軍再昇格のチャンスをうかがう。

 現在、1軍で先発ローテを担ってきた西舘、井上、グリフィンが出場選手登録を抹消されている。苦しいチーム事情の中、堀田にも期待がかかる。「とにかく与えられたところで結果を出して、待っていくことが一番になる。自分のできることをしっかりやっていきたい」と決意を込めた。

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