巨人のT・キャベッジ外野手(28)が4日、“夏男”ぶりを発揮することを誓った。4番に固定された後半戦の8試合は29打数10安打で打率3割4分4厘、3本塁打、8打点と絶好調だ。
エンゼルス3Aで開幕を迎えた23年は尻上がりに成績を上げ、7月にメジャー初昇格。「認めたくないですけど、自分はスロースターター」と例年、投手のデータが集まるリーグ中盤以降に数字を伸ばしてきた。1月の来日から約半年がたち「日本式の試合前ルーチンや新しい環境になじんできた。アメリカ南部(テネシー州)出身なので暑さにも慣れています」と頼もしい。
11本塁打はチームトップ。前日3日に2軍で実戦復帰した岡本が4番に戻れば、その前後で主砲をサポートする役割が期待される。「みんな調子が上がっていますし、ますます強力な打線になる」と共闘再開を心待ちにした。(内田 拓希)