◆米大リーグ ドジャース―カージナルス(4日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしているドジャースの佐々木朗希投手(23)が、試合前に23年のWBCで同僚だったカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手と再会し、交流を楽しんだ。佐々木のキャッチボールが終わるのを待っていたヌートバーが、満面の笑みで佐々木とハグを交わした。

 ヌートバーは、7月12日(同13日)の本拠地・ブレーブス戦での出場を最後に「左肋軟骨捻挫」のため負傷者リスト(IL)入りしていたが2日(同3日)に復帰を果たしていた。

 メジャー1年目の朗希は、開幕ローテ入り。東京ドームで開催された開幕2戦目で先発し、5月3日(日本時間4日)の敵地・ブレーブス戦では、メジャー7試合目の登板で初勝利もつかんだ。だが、同9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦での登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入りした。

 ノースローの期間も長かったが、7月中旬にはブルペンでの投球練習を再開。米アリゾナですでに実戦的な打撃練習(ライブBP)への登板を再開させ、指揮官は1日(同2日)に「(1度目に)彼がやったのは1イニングだった。朗希は2日(同3日)に、2イニングの実戦形式の打撃練習への登板を予定しているよ」と明かしていた。8月下旬のメジャー復帰には、着実にステップアップしている。

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