◆米大リーグ ドジャース―カージナルス(4日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースのロバーツ監督が試合前取材に応じ、大谷翔平投手が予定通りに6日(日本時間7日)の本拠地カージナルス戦で4イニング、右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしている佐々木朗希投手(23)が8日(同9日)にライブBPで復帰後3度目の登板をすることを明かした。指揮官は「球速は90マイル台中盤で、球速は良好だった。

彼はここ数日以内にもう一度登板予定であり、それは金曜日になるだろう。3イニングのライブBP(実戦形式)を予定している。我々の打者を何人かそこに参加させるつもりだ。他からも誰かを呼ぶかもしれない。金曜日の登板が順調にいけば、次はリハビリ登板に移行する」と話した。

 大谷は7月30日(同31日)の敵地・レッズ戦では今季7度目の登板も、今季最長となる4回途中に「右でん部のけいれん」で緊急降板。だが、打撃では降板後も出場を続け、大事には至らなかった。

 メジャー1年目の朗希は、開幕ローテ入り。東京ドームで開催された開幕2戦目で先発し、5月3日(日本時間4日)の敵地・ブレーブス戦では、メジャー7試合目の登板で初勝利もつかんだ。だが、同9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦での登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入りした。

 ノースローの期間も長かったが、7月中旬にはブルペンでの投球練習を再開。米アリゾナですでに実戦的な打撃練習(ライブBP)への登板を再開させ、指揮官は1日(同2日)に「(1度目に)彼がやったのは1イニングだった。

朗希は2日(同3日)に、2イニングの実戦形式の打撃練習への登板を予定しているよ」と明かしていた。8月下旬のメジャー復帰には、着実にステップアップしている。

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