◆米大リーグ ドジャース2―3カージナルス(4日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが、本拠地カージナルス3連戦のカード頭を落とした。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(31)は4打数1安打2三振。

この日は佐々木朗希投手の自身初のボブルヘッドデーだった。

 相手先発は15、19、23年にオールスターに出場経験のある右腕で、今季は試合前時点で10勝5敗、防御率4・38を記録。大谷は通算対戦成績を7打数2安打、1本塁打2打点、打率2割8分6厘としていた。大谷は初回先頭の1打席目は、内角低めのスライダーにバットが空を切って空振り三振。3回2死で迎えた2打席目は、二ゴロに倒れた。1―1の6回1死で迎えた3打席目も内角低めのスライダーを振らされ、空振り三振。これでチーム113試合目で138三振となり、自己ワーストとなる21年の189三振を上回る年197・8三振ペースとなった。9回先頭で回ってきた4打席目には右前打で出塁したが、得点には結びつかなかった。

 チームは1―1の8回に2番手左腕バンダがヘレラに勝ち越しソロを被弾。リードを許したが、直後に1死三塁からパヘスの二ゴロの間に同点に追いついた。だが、9回に今季ツインズから移籍したスチュワートが勝ち越しを許し、力尽きた。

 この日は佐々木朗希投手のボブルヘッドデー。

佐々木は右肩を痛めて負傷者リスト(IL)にしているが、試合前の始球式にも参加し、場内を盛り上げた。この日、指揮官が8日(同9日)にライブBPで復帰後3度目の登板をすることを明言。「球速は90マイル台中盤で、球速は良好だった。金曜日の登板が順調にいけば、次はリハビリ登板に移行する」と話していた。

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