巨人の田中将大投手が5日、2027年から導入が決まったセ・リーグのDH制を歓迎した。

 自身はプロ入り後、楽天、米大リーグ・ヤンキースとDH制を導入しているリーグで長くプレーした経験があり、メリットをよく知る立場。

ヤンキース時代の18年6月8日のメッツ戦では走塁中に足を負傷し、両太もも裏の張りのため故障者リスト(DL)入りしたこともあり、「ピッチャーにもやっぱり負担がかかるし、投球に集中できるという部分ではいいと思う。どのリーグでもそれがスタンダードになってきているので。(打席に立つことで)やっぱり慌てることにはなりますし、投手にとってはメリットの方が大きいかなと思います」と語った。

 この日は、ヤクルト戦(東京ドーム)の試合前練習に参加。7日の同戦で、日米通算199勝目を懸けて先発する予定となっている。

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