◆JERAセ・リーグ DeNA―広島(5日・横浜)

 広島の床田寛樹投手が、6回途中4失点で8勝目を逃した。

 2点リードで迎えた6回に先頭・蝦名のソロで1点差に詰め寄られ、なおも1死二塁のピンチを招いて降板。

バトンを渡した塹江、中崎が踏ん張れずに同点に追い付かれた。6月21日の楽天戦(マツダ)で7勝目を挙げたのを最後に、6戦白星なしとなった。

 7月は5戦未勝利だった左腕。この日は先に援護をもらいながら、2回にオースティンに同点ソロ、3回に佐野に勝ち越しソロを浴びた。打線が5回にモンテロのソロで同点、二俣の2ランで勝ち越しに成功したが、リードを守り切れなかった。5回1/3で91球を投げ、9安打1四球で4失点の内容だった。

 打撃ではDeNA・バウアーから2打数2安打。3回先頭で痛烈なライナーで遊撃頭上を抜き、5回にも右前打。2年ぶりのシーズン10安打に王手をかけ、開幕前から目標に掲げていた通算50安打にも残り2とした。27年から指名打者制の導入が決まった中で9番打者として存在感を発揮したが、本業のマウンドで結果を残せなかった。

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