巨人の森田駿哉投手(28)が6日のヤクルト戦(東京D)でプロ初先発に臨む。登板前日の5日は東京Dでキャッチボールなどで調整を行い「しっかり結果を求められている。

大事な9連戦ですし、しっかりとチームにいい流れを持ってこられるように」と意気込んだ。

 チャンスをものにする。7月31日の中日戦(バンテリンD)で延長10回にプロ初登板を果たし、無安打ながら味方のミスも絡んでプロ初黒星。その後、1日のDeNA戦(東京D)で1回1/3を無安打無失点と好リリーフで、先発のチャンスが巡ってきた。「先発で勝負したいとはずっと思っていた。こんなに早くチャンスが来るとは思っていなかったですし、大事なところでチャンスをいただけるというのは本当にありがたい」と感謝の思いを胸にマウンドに立つ。

 ルーキーイヤーの昨年は即戦力として期待される中、左肘を手術するなど悔しい日々を経験した。「しっかりと指名していただいた期待に応えられるように、起用して良かったなと思ってもらえるようなピッチングを」。チャンスを生かし、チームを勢いづけるプロ初勝利をつかみ取る。

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