◆JERA セ・リーグ 巨人5―2ヤクルト(5日・東京ドーム)
巨人がヤクルトに逆転勝ちで9連戦の初戦をものにした。4番のT・キャベッジ外野手(28)が2点を追う4回に反撃開始の12号ソロを放つと、同点の8回2死一、二塁で左中間へ決勝の13号3ラン。
*******
キャベッジ(巨)が二塁打に12号ソロ、そして13号の勝ち越し3ラン。1試合3安打以上の猛打賞は5月1日の広島戦以来、約3か月ぶりで5度目。1試合3本の長打は、3月28日ヤクルトとの開幕戦に1号2ランと二塁打2本で記録して以来、2度目だった。
延長12回に3安打目を打った5月1日の広島戦以降、1試合で2安打した後に迎えた打席は(×…凡打、K…三振、B…四球)×K[安]K×××BBKK×K[本]。11打席ぶりの安打が貴重な決勝アーチとなった。
球宴前の前半戦は出場71試合で打率.238、本塁打8本に27打点。そのうち先発4番では22試合で打率.208([本]1)10打点だったが、球宴後の後半戦はチームの9試合に全て4番を務め、打率.394([本]5)12打点の猛打。7月29日の中日戦に次いで2度目の1試合2発を放つなど、中心打者らしい打撃を見せている。(阿部 大和)