◆イースタン・リーグ DeNA4―1巨人(5日・横須賀)

 左親指のまめがつぶれた影響で、7月27日に登録を抹消されていた巨人の横川凱投手(24)が5日のイースタン・DeNA戦(横須賀)で復帰登板を果たし、1回を無失点に抑えた。

 1―3の5回から3番手で登板。

1死から筒香に三塁内野安打で出塁を許したが、最速は144キロの直球を軸に後続の伊藤を中飛、西巻を二直に打ち取った。「時間もかからず復帰できたことが一番よかった」と予定通りの1イニングに満足そうな表情を浮かべた。

 横川は先発で4回1失点だった7月26日の広島戦(マツダ)後、患部の状態を見ながらノースローで調整。「どの場面で投げるか分からない。体力面でしっかりしたい」と夏の連戦を見据えて心肺機能を上げるため、走り込みに注力してきた。「ミニキャンプじゃないけど、それぐらいの気持ちでできた」。次回登板は未定だが、いつ1軍に呼ばれてもいいよう、状態を上げていく。

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