◆第107回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 開星6×―5宮崎商=延長10回タイブレーク=(6日・甲子園)

 開星(島根)が宮崎商(宮崎)との延長10回タイブレークの死闘を制してサヨナラ勝ち。2回戦進出を決めた。

 両チーム無得点で迎えた2回。無死満塁の好機で8番・松浦愛珠投手(3年)が中堅へ犠飛を放ち、1点を先制。その後も打線がつながり、この回3点を重ねた。

 5回に同点に追いつかれるも、7回に2死一、三塁で5番・松本七斗捕手(2年)の中前適時打で勝ち越し。8回にも1点を追加したが、9回に2点のリードを追いつかれて延長戦に突入。同10回に決着をつけた。

 投げては3人の継投で宮崎商打線を3点に封じた。5回からマウンドにあがった、3番手の持田聖純(3年)が9回に追いつかれたが、延長10回にタイブレークでサヨナラ勝ちした。

 野々村直通監督は大会出場監督では最年長の73歳7か月。11年夏以来の甲子園采配で、14年ぶりの初戦突破となった。

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