【巨人】１８歳育成左腕・西川歩がぶつかる“プロの壁”　３軍戦で５回２失点も「蓄積疲労が抜けず…」
力投する先発の西川歩（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

◆プロ・アマ交流戦　巨人３軍１―４創価大（６日・ジャイアンツ球場）

　巨人３軍は、創価大とのプロ・アマ交流戦に１―４で破れ、今季の対戦成績を４４勝１７敗２分けとした。

　先発は育成５位左腕・西川歩投手（１８）。

高卒ルーキーながら、ここまで３軍では１５試合に登板して４勝１敗、３９イニングを投げて自責２、防御率０・４６。安定した投球を続けてきたが、この日は球威、制球ともに本来の調子には遠く、５回９０球を投げて８安打を浴びて２失点で降板となった。

　シーズン通して試合が続くのは初めての経験。先発ローテ入りした直後は、登板後３、４日目には疲労が抜けていたが、「この１週間は投げて３、４日目でもまだ疲労が残っていて、入りたかったブルペンもなかなか入れなかった。蓄積疲労が抜けず、今日のような投球になったと思う」と反省した。

　同じ失敗を繰り返さないためにも、登板翌日の７日にはプールを用いた調整も取り入れる予定。「これで良い感覚がつかめたら、それを習慣にしていけばいい。この（蓄積疲労の）壁は、ほかの投手の方もあると思うので、これをできるだけ早く乗り切った人が勝ちだと思う。早く乗り切れるようにやっていきたい」と意気込んだ。

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