第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)に3年ぶり出場の旭川志峯は、第3日第4試合で広陵(広島)と対戦する。前日の6日は、ヤクルト・沼田翔平投手、広島・持丸泰輝捕手、西武・オケム外野手、オイシックス・能登嵩都投手からプレゼントされた記念Tシャツを着用し、兵庫県内で約2時間の全体練習を実施した。

 フリー打撃の終盤には、山本博幸監督自ら打撃投手を務め、炎天下の中で右腕を振った。チーム状態については「全然ダメですね。動きが」と苦笑い。それでも、抽選会後から進めてきた広陵の研究については「完璧です」と断言し、強豪撃破に自信をのぞかせた。

 旧校名の旭川大高時代に19年の星稜(0●1)、22年の大阪桐蔭(3●6)など強豪校とも接戦を演じてきたが、山本監督がエースで出場した97年から初戦は7連敗中。沼田、持丸、能登も届かなかった勝利に向け、背番号1の河合悠希投手は「OBの方々に良いプレーを見せたい。連敗を止めるというか、勝ちにこだわってやりたい」と意気込んだ。

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