◆第107回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 金足農0―1沖縄尚学(6日・甲子園)
沖縄尚学がエース・吉田大輝(3年)を擁する金足農との投手戦を制し、甲子園初戦を突破した。
6回まで無安打に抑えられた沖縄尚学は7回、3番・比嘉大登二塁手(3年)がチーム初となる中前打を放ち、連打で2死一、三塁とすると、6番・阿波根裕左翼手(3年)が三遊間を抜ける先制打を放ってスコアボードに0が並んだ試合の均衡を破った。
先発した最速150キロの2年生エース左腕・末吉良丞投手はこの日最速146キロの直球とスライダーを武器に14奪三振で完封勝利。試合中盤からは打たせて取る投球で金足農打線を3安打0点に封じた。
沖縄尚学は13日、鳴門(徳島)と天理(奈良)の勝者と対戦する。