◆イースタン・リーグ DeNA―巨人(6日・横須賀)
DeNAの藤浪晋太郎投手がマリナーズ傘下3Aタコマから移籍後3度目の実戦に臨み、3回0/3、3安打3失点、7死四球で降板した。最速は156キロだった。
初回2死一、二塁、三塚に152キロの直球を強振された。打球は中前に飛び、二塁走者の宇都宮が生還し移籍後初失点。本塁後方のカバーに向かった藤浪は渋い表情を浮かべた。
2回には先頭の重信に中前打、続く山瀬に対し、130キロのカットボールをおしり付近にぶつけて移籍後初死球を献上。3回先頭の亀田にも130キロのカットボールが背中に直撃。藤浪は両者に帽子をとって謝罪した。
4回のマウンドに登った藤浪だが、先頭の笹原、続く宇都宮に連続四球。無死一、二塁から浦田に送りバントを決められた直後に交代が告げられた。ベンチに戻る際にはボールをグラブに思い切りたたきつけて怒りをあらわにした。69球を投げ3安打7四死球5失点だった。