◆第107回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 鳴門5―4天理(6日・甲子園)
初の2部制第4試合は鳴門が19年夏以来、6年ぶりの甲子園での勝利を手にした。5番・投手の橋本朋来(3年)の投打に渡る活躍で逆転勝ち。
試合を振り出しに戻すと、投球も中盤から安定。得意のスライダーも決まった。徳島大会は背番号8だったが、この夏に成長し、決勝戦は完封。今大会で初めてエースナンバーを背負う身長167センチの大黒柱が躍動した。
また、4番・一塁の稲山壮真(2年)も3安打の活躍。2回先頭でチーム初安打となる左中間二塁打で反撃のきっかけをつくると、5回2死一、三塁では右前へ勝ち越し打を放った。