◆JERAセ・リーグ DeNA5―8広島(6日・横浜)

 広島は、敵地では今季最多となる8得点を奪ってDeNAに勝利した。8得点は6月21日の楽天戦(マツダ)以来。

連敗を免れ、3位まで3ゲーム差に縮めた。

 初回は2死無走者からクリーンアップの3連打で2点を先制。同点の4回はモンテロが来日2度目となる2戦連続の5号2ランで勝ち越し。5回には4番・末包が、東から今季3本目となる9号2ラン。リーグ単独最多10勝左腕から6点を奪い、今季最短タイの5回でマウンドから引きずり下ろし、6回は敵失が絡む形で2点を追加した。

 先発・大瀬良は、2点リードの2回に蝦名に同点2ラン、4点リードで迎えた5回には梶原にソロを運ばれた。5点リードに広がった6回は4安打で3点を返され、なおも2死一、二塁で代打・ビシエドを迎えたところで降板。5回2/3で8安打5失点と苦しんだが、打線とリリーフ陣に救われた。

 この日は広島に原爆が投下されて80年の節目。長崎出身で広島でプロ生活を歩んできた大瀬良にとって特別な一日を何とか白星で飾り、5勝目(6敗)を手にした。

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