◆イースタン・リーグ DeNA0―5巨人(6日・横須賀)

 DeNAの藤浪晋太郎投手がマリナーズ傘下3Aタコマから移籍後3度目の実戦に臨み、3回0/33安打5失点、7死四球で降板した。最速は156キロだった。

 試合を終え、桑原2軍監督は「今日は悪い所が全部出たかなと。左打者は安定していたのがあったんですけど、今日は右も左も引っかけ抜けが出てしまったのかな」と率直な感想を述べた。

 チームはこれまでの3登板を踏まえ、首脳陣とAIチームでミーティングした上で、藤浪と感覚のすりあわせを行う予定だ。指揮官は「1軍のニーズがあって1軍に行くか、もう一回2軍で登板するかまだ本当に決まっていない」と現時点での白紙を強調した。一方で「先発が1枚足りていない状況もあるし、向こう(1軍)が藤浪といえばこちらは送り出すつもりでいます」とも語っており、藤浪がハマスタのマウンドに立つ日は近そうだ。

 この日の藤浪は初回2死一、二塁、三塚に152キロの直球を強振され、宇都宮が生還し移籍後初失点。ここから毎回失点を許し、2回に山瀬のおしりに移籍後初死球、続く3回の亀田の背中にも死球を出すなど、制球も定まらなかった。

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