◆第107回全国高校野球選手権大会第2日 ▽1回戦 鳴門5―4天理(6日・甲子園)
初の2部制第4試合は、天理が鳴門に3点差逆転負けし、山梨学院に敗れたセンバツに続いて1回戦で敗退した。プロ注目の赤埴幸輝遊撃手(3年)は、初回無死一、三塁で先制の右前適時打を放つなど3安打をマークしたが、2010年以来、同校2度目の春夏連続初戦敗退となった。
試合後は、プロ志望届を提出せず、社会人に進むことを表明した。「プロ野球に行ったとしても、この体ではできない(通用しない)と判断した。何年もかかってしまう。もっと注目される選手になりたい。社会人で体をつくって、3年後はプロに行きたい。1年目からプロで活躍したい」と思い描いた。