◆JERAセ・リーグ 中日2―3阪神=延長10回=(6日・バンテリンD)

 阪神が中日に逆転勝ちした。同点の延長10回1死満塁から大山が押し出し死球となり、決勝点を挙げた。

2位・巨人も勝利し、マジックは一つ減って32。貯金は今季最多24とした。

 先発・村上頌樹投手は6回6安打2失点で降板した。2回、先頭・ボスラーの中前に落ちた飛球を中堅・近本が後逸(記録は二塁打)。チェイビスの二ゴロで1死三塁を招き、ドラフト4位ルーキー・石伊に左中間へ先制二塁打を浴びた。同点の5回1死からは上林にソロを許した。今季は被打率5割(12打数6安打)と苦手な上林にまたも痛打された。2年ぶりの2ケタ勝利はお預けとなった。

 打線は3回に近本が一時同点となる左前適時打。1―2の8回2死三塁からは佐藤輝が左前へ同点打を放っていた。

 延長10回には石井が登板し、36試合連続無失点。2リーグ制以降でNPB歴代3位の篠原貴行(DeNA)にあと1試合と迫った。

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