◆パ・リーグ 楽天2―1オリックス(6日・楽天モバイル)

 逆転した直後の8回に3番手でマウンドに上がった楽天・西口直人投手が、1奪三振無失点に抑えて23ホールド目を挙げた。

 23年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、24年は育成選手契約。

今年2月に支配下選手に復帰した。ここまで連投は1度もなかったが、5日の試合に続いての登板で今季初の連投となり、「いつも通りいこうと思ったけど、いつもより気持ちが入っていたかもしれない」と振り返った。

 コーチ陣からは後半戦から連投もあると説明されていたという。シーズン序盤は「154、5キロくらいの球が出ると次の日は結構(体が)張っていた」。だが投げていくことで体の状態もよくなり、「今は投げた後の体の状態は悪くない感じはする。今後もっとタフな場面(での登板)が続くと思うけど、しっかり投げられるようにケアしたい」と語った。150キロ超の直球を軸に、この日の成績を含めて防御率0・80、奪三振率は驚異の13・1。これからも勝利のため、どんな場面でもマウンドに上がる。

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