◆米大リーグ ドジャース―カージナルス(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が6日(日本時間7日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・投手」でスタメン出場し、1回裏先頭の1打席目は初球をはじき返して一塁手の失策で出塁した。日本人ではイチロー、松井秀喜に次いで史上3人目となる通算1000安打まで残り「1」としているが、今季ワーストの47打席連続本塁打なしとなった。

 カージナルスの先発は左腕のリベラトレ。昨季対戦した際には、2打数無安打1四球で安打はなく、今季初対戦だった。1回表は2死走者なしでバールソンから99・7マイル(約160・5キロ)の直球で見逃し三振を奪うなど、3者凡退で好発進を切った。1回裏先頭の1打席目は初球に反応。一塁への平凡なゴロだったが、敵失で出塁した。

 前日の本拠地・カージナルス戦では、初回先頭の1打席目に右中間への二塁打で先制の口火を切り、チーム35試合ぶりの2ケタ得点での快勝に導いた大谷。4打数2安打3得点1盗塁と存在感を見せた。だが、1打席目にアーチが出なかったことで、今季ワーストの47打席連続本塁打なしともなった。

 投手としては今季8度目の登板で、復帰後最長となる4回を投げる予定。前回登板の7月30日(同31日)敵地・レッズ戦では「初回から感じていた。何とかだましだましだった。最後はなかなか難しかった」と、今季最長で最多となる4回途中51球を投げたが「右でん部のけいれん」で緊急降板。

打撃では降板後も出場を続け、大事には至っていなかった。

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