【日本ハム】石井一成が３年ぶりの４番で４打数４安打１打点…新庄監督「４番どうした！？」
８回に左中間適時二塁打を放つなど４安打の石井（カメラ・越川　亙） 画像（1枚）

◆パ・リ－グ　日本ハム４―０西武（６日・エスコンフィールド）

　日本ハムは６日、西武戦（エスコン）に快勝。４連勝で今季最多の貯金２３とし、エスコン開業３年目で節目の１００勝に到達した。

２２年９月以来、３年ぶりに４番で起用された石井一成内野手（３１）は４打数４安打１打点の大暴れ。４番の仕事を果たした。

　２回は中前打で出塁し、松本剛の適時打で先制のホームを踏んだ。４、６回にも右前打で出塁し、８回２死二塁では左中間適時二塁打。「谷内さんに（４本指で）『４』て言われて、セカンドだなと思ったんですけど、『違うよ、お前４番だよ』って。最後打点もついたんで、仕事できたかなと思います」とクールに振り返ったが、新庄監督は「４番どうした！？」と驚嘆した。

　不定期で届く動画が好調を支えている。「ボスから結構いろんな動画というか、アドバイスをもらってる」。メジャー６３０発のレジェンド、ケン・グリフィーＪｒ．や阪神・近本、ＯＢが語る技術論までＤＭで送られてくる。タイミングはまちまち。「１回試合前に来たんで、いったん見ないようにしました」と笑った。

　激しい首位争いの中で、７月以降はほぼ二塁の定位置を手中に収めてきた。

「勝負どころはまだ先だと思うので、一戦一戦気を引き締めてやっていきたい」。堅実な守備と好調なバットで、チームを一段上へと引き上げている。

（山口　泰史）

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