◆米大リーグ ドジャース3―5カージナルス(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が6日(日本時間7日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場し、10戦&48打席ぶりとなる39号2ランを放ち、メジャー通算1000安打を達成した。大谷は3打数1安打1本塁打2打点1三振。
初回先頭の1打席目には敵失で出塁した大谷。投げては2回まで2イニング連続の3者凡退で抑える好発進を切ったが、3回に2死三塁でセーフティーバントが内野安打になって先取点を与えたが、すぐに自らのバットで逆転した。3回1死二塁の2打席目にカウント1―1から先発左腕・リベラトレのシンカーを左中間席に運んだ。10試合、48打席ぶりのアーチは39号逆転2ラン。打球速度109・5マイル(約176・2キロ)、打球角度33度、飛距離440フィート(約134メートル)の特大弾だった。自己ワースト47打席連続でノーアーチだったが、久しぶりの快音で本拠地を熱狂させた。
「侍ジャパン対決」には完勝だった。23年のWBCで同僚だったL・ヌートバー外野手には2打席連続三振と完璧に押さえ込んだ。23年の初対戦時は3打席連続三振を奪っており、これで通算5打席連続三振となった。
大谷は今後も5イニング以下に投球回数を制限された登板が続く見込みで、ロバーツ監督は試合前に「5イニングを基準で考えている。今後それが変わるかどうかは様子を見たい。ただ、少なくとも今後、数回の登板では5イニングを超えることはない」と方針を示していた。次回は順調にいけば、13日(同14日)の敵地・エンゼルス戦で古巣初登板となる。