【甲子園】広陵・中井哲之監督「生徒の頑張る力を信じたい」　騒動のなか「反省すべきことは反省して大会を迎えた」
広陵・中井哲之監督 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権大会第３日　▽１回戦　旭川志峯―広陵（７日・甲子園）

　広陵の中井哲之監督が試合前の取材に応じ、１回戦に臨む選手たちの様子を「もう、やるしかないという表情。笑顔で頑張ってくれると信じています」と語った。

甲子園での経験は豊富な指揮官だが、ナイターでの試合に加え「例年よりも風が強く吹いている」と警戒。声のかけあいと全力疾走を戦いのポイントに挙げた。

　大会直前、１月に野球部員の間で暴力を伴う不適切な行動があったことが発覚。学校も公表し、日本高野連も厳重注意措置としたことを発表している。中井監督は「学校が発表している通りです。今は頑張るしかない。応援してくださる方もたくさんいる。生徒の頑張る力を信じたい」と受け止めると、言葉を選びながら「反省すべきことは反省して大会を迎えています。目の前の試合を全力でプレーするだけです」とつないだ。

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