◆第107回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 津田学園5X―4叡明=延長12回タイブレーク=(7日・甲子園)

 津田学園(三重)が叡明(埼玉)との延長12回の死闘を制し、6年ぶりの2回戦進出を果たした。

 初回に相手のエラーが絡み1点を先制。

4回まで3―1とリードするも、5回に同点に追いつかれた。その後、両者譲らぬ展開で、今大会2度目の延長戦へ突入。試合が決まったのは12回。相手投手がバント処理で一塁への送球が浮き、ボールが転々とする間にサヨナラの走者がホームインした。

 投げては最速149キロ左腕の桑山晄太郎が12回9安打4失点(自責3)138球の粘投。テンポの良い投球で凡打の山を築いた。この日は、佐川竜朗監督の47歳の誕生日。恵土湊暉主将(3年)が3日の抽選会で口にした「佐川監督の誕生日に勝利を贈りたい」を実現させた。

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