【広島】０―６から一時１点差まで追い上げも及ばず…ＤｅＮＡに１勝２敗　再び借金１０＆３位に４差
８回、投手交代を告げにベンチを出る新井貴浩監督　（カメラ・堺　恒志） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ＤｅＮＡ９―５広島（７日・横浜）

　広島は、０―６から一時１点差まで追い上げたが、及ばなかった。ＤｅＮＡに負け越し、再び借金１０で３位まで今季最大タイの４ゲーム差に広がった。

　６点を追う３回はファビアン、末包の２ラン２本で４得点。４回は、７月末に支配下登録されたばかりの２２歳・前川が代打でプロ初安打となる適時二塁打で１点差に詰め寄った。だが、５回以降は得点を奪えなかった。

　先発・森は初回、２回とも３失点で３回６失点と精彩を欠いた。１点差に詰め寄った４回は２番手・高橋が、無死一、三塁から宮崎の二ゴロ併殺打の間に１点を追加された。６回は前川と同じく７月末に支配下登録された２０歳・辻が無失点、７回はルーキー・岡本が無失点と若手投手がつないでいた。

　今カードは、２２年７月の巨人戦（東京Ｄ）の３戦８発以来の３戦６発を放ちながら、ＤｅＮＡも３戦６発という空中戦に敗れた。今季、横浜スタジアムでの対戦は２勝７敗となり、４試合を残して同球場で２年連続の負け越しが決まった。

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