◆JERAセ・リーグ 中日―阪神(7日・バンテリンドーム)

 プロ初勝利をかけて、10度目の先発となった中日・金丸夢斗投手が、8回6安打3失点。勝利投手の権利を持って降板した。

 先制点をもらった直後の2回に中川にプロ1号の同点ソロを献上。勝ち越した直後の3回にも中野の同点打を許した。5―2の4回には佐藤輝にバックスクリーンに飛び込む29号ソロを被弾。初回以外は毎回走者を背負う苦しい展開だったが、6回以降は三者凡退と立て直した。

 粘投する左腕に、打線が奮起した。初回1死三塁から、岡林の二ゴロの間に先制。同点の2回にはチェイビスの2号ソロで勝ち越し。再び、同点とされた3回には田中とボスラーの適時打などで、3点を追加し、リードを広げた。5回にも加藤匠の適時打などで2点を中押し。6回には細川の適時打が飛び出し、6回までに8得点と打線が爆発した。

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