MLB公式サイトは7日(日本時間8日)、打者を総合的に評価する「打者パワーランキング」最新版を発表し、ドジャース・大谷翔平投手(31)は2位だった7月24日(同25日)から1つ順位を下げて3位となった。

 大谷は6日(同7日)終了時点でリーグ2位の39本塁打を放ち、打率2割7分6厘、75打点、16盗塁をマークしている。

同サイトでは「大谷は7月1日以降、OPS・865をマークしているが、彼からしてみれば『スランプ』と言える。それでも長打率(・601)、OPS(・981)、総塁打(264)はナ・リーグトップ。さらに105得点で2000年のジェフ・バグウェル(アストロズ=152得点)以来で1950年以降では2人目の150得点を狙えるシーズンになっている」と評価した。

 1位に立ったのは、ナ・リーグで大谷を上回る40本塁打を放って本塁打ランキングトップのシュワバー(フィリーズ)。今季、同ランキングで1位に立つのは初めて。直近のランキングでは9位、4位、1位と急浮上。6月以降に調子を上げ「過去39試合で18本塁打をマークしている。状態を保つことが出来れば、自身初の50本塁打が見えてくる」と期待。2位には新人のカーツ(アスレチックス)がランクイン。ここまで76試合の出場で23本塁打、62打点、打率3割4厘をマーク。7月25日には1試合4本塁打も放った。

 右肘を痛めて負傷者リスト(IL)に入っていたジャッジ(ヤンキース)は4位。

両リーグ最多42本塁打を放っているローリー(マリナーズ)は、前回の3位から8位にランキングを落とした。発表された上位10人は以下の通り。

1 K・シュワバー(フィリーズ)

2 N・カーツ(アスレチックス)

3 大谷翔平(ドジャース)

4 A・ジャッジ(ヤンキース)

5 K・ストワーズ(マーリンズ)

6 J・ラミレス(ガーディアンズ)

7 M・マチャド(パドレス)

8 C・ローリー(マリナーズ)

9 B・ビシェット(ブルージェイズ)

10 J・デュラン(レッドソックス)

 ※前回順位は1ジャッジ、2大谷、3ローリー、4シュワバー、5スアレス(ダイヤモンドバックス、現マリナーズ)、6ラミレス、7B・バクストン(ツインズ)、8R・アクーニャ(ブレーブス)、9W・スミス(ドジャース)、10J・ソト(メッツ)

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